ヴェラ 信念の女警部|ジョーの降板理由と復帰の真相を徹底解説【シーズン13ネタバレあり】

ジョーがいなくなってから「ヴェラ 信念の女警部」を観なくなった…というファンも多いのではないでしょうか。

本記事では、「なぜジョーは降板したのか?」「なぜ10年後に戻ってきたのか?」という視聴者の疑問にお答えします。

また、ジョー役の俳優デヴィッド・レオンの復帰の裏にあった主演女優の決断や、シリーズ完結の最新情報まで、信頼性の高い情報源に基づき徹底解説します。

画像左部:「ヴェラ信念の女警部」シーズン1に出演した2011年のデヴィッド・レオン 画像右部:「ヴェラ信念の女警部」シーズン13に出演した2024年のデヴィッド・レオン

「ヴェラ〜信念の女警部」シーズン1とシーズン13のジョー比較画像。すっっかりイケオジになったデヴィッド・レオンです。

【結論】ジョーの降板理由は俳優デヴィッド・レオンの希望

イギリスの人気刑事ドラマ「ヴェラ~信念の女警部~」で、多くのファンに愛されたジョー・アシュワース(Joe Ashworth)刑事。

彼が物語から姿を消したのは、演じていた俳優デヴィッド・レオン(David Leon)本人の強い意志によるものでした。

ステップアップを目指して円満に卒業

デヴィッド・レオンは、ジョー役を降板した理由について、「次のステップに進むべき時だと感じた」と語っています。(出典:Woman&Home)

降板にあたって制作側とのトラブルや共演者との確執があったわけではなく、俳優としてのキャリアを広げるために選んだ、前向きな決断でした。

共演者のひとりであるライリー・ジョーンズ(マーク・エドワーズ役)も、Hello Magazineによるインタビューで、「理由は詳しく知らないが、俳優としてスケジュールや撮影の調整が難しいこともある」と語っています。

ドラマ内では「昇進と家族との新生活」

ジョーの退場シーンは描かれませんでしたが、「ヴェラ~信念の女警部~」シーズン5第1話のヴェラのセリフによって、彼が「大昇進を果たして、家族と新たな生活を始めた」と説明されます。

具体的には、家を新しく構え、妻のセリーヌは4人目の子どもを妊娠中とのこと。ジョーにとっては喜ばしい門出であり、物語としても納得できる退場の描かれ方でした。

主演ブレンダ・ブレッシンの喪失感

「ヴェラ~信念の女警部~」で主人公ヴェラ・スタンホープを演じるブレンダ・ブレッシンは、ジョー役の降板をとても寂しく感じていたようです。

後日、「彼が去ってしまった時、心が張り裂けるようだった」と話しており、二人の絆が強かったことがうかがえます。

ヴェラ 信念の女警部|ジョーの登場シーズンと降板時期は?

ジョー・アシュワースはシリーズ初期から登場しており、ヴェラの右腕として活躍していました。

シーズン1〜4まで登場、シーズン5から姿を消す

ジョーが初登場したのは2011年放送のシーズン1。そして、2014年のシーズン4を最後に画面から姿を消します。

4シーズンにわたってヴェラを支えたジョーは、ファンにとっても思い入れの強いキャラクターでした。

シーズン5ではセリフだけで近況が語られる

ジョーの降板にあたって、彼が去る様子は描かれませんでした。シーズン5冒頭で登場人物たちの会話の中で彼の近況が明かされます。

「ジョーはどうしてる?」という問いに対し、ヴェラが「新しい仕事に就いて、素敵な家に引っ越して、セリーヌが4人目を妊娠してるの」と語るのです。

この演出が、ファンたちに「ジョーは戻ってくるのか?」「なぜ降板したのか?」という未練やモヤモヤを残す結果となりました。

【朗報】ジョーがシーズン13で電撃復帰!その舞台裏とは?

ジョー・アシュワースが約10年ぶりに「ヴェラ~信念の女警部~」シリーズに戻ってきたというニュースは、多くのファンにとって驚きと喜びをもたらしました。

復帰のきっかけは主演女優の熱烈な要望

復帰の大きな転機となったのが、ジョーの後任として長年ヴェラとタッグを組んでいたエイデン・ヒーリー(演:ケニー・ドーティ)の降板でした。

Hello Magazine(2024年11月)の記事によると、相棒を探す必要に迫られた「ヴェラ~信念の女警部~」制作陣に対して、主演のブレンダ・ブレッシンは「デヴィッド・レオンが戻ってこないなら、自分も次のシーズンはやれない」と語ったといいます。

この強い想いが後押しとなり、ジョー役の復帰が実現しました。

警部補としてヴェラの前に再登場

「ヴェラ~信念の女警部~」シーズン13で再登場したジョーは、かつての巡査部長(DS)から昇進し、警部補(DI)として戻ってきます。

警察大学に所属し、ヴェラのチームの活動を監督・評価する立場として登場。最初はぎこちなかった2人の関係ですが、事件を追ううちにかつての信頼がよみがえり、今度は対等な関係性として描かれていきます。

緊張がほどけたジョーは、ヴェラに13年前にヴェラの父ヘクターの遺灰を撒いた時のことを話した後、自分の父親のためにこの地域に戻ってきたことを告白します。
ジョーの父親は血管性認知症を患い、死期が近いのでした。ジョーは仕事に追われていて、大切なことを見失ってしまったと嘆くのでした。

本人も「まだやり残したことがあった」

デヴィッド・レオンは、復帰のオファーを受けた際、「この役には、まだ自分にとってやり残したことがあると感じた」と語っています。

長年にわたってファンからも復帰の希望が寄せられていたことから、本人にとっても特別な機会だったようです。

降板後も「ヴェラ」と関わり続けていたデヴィッド・レオン

ジョー役を降板した後のデヴィッド・レオンは、俳優業だけでなく多彩な活躍を見せていました。

監督・プロデューサーとして大活躍

俳優としての活動に加え、デヴィッド・レオンは監督・脚本家・プロデューサーとしても確かなキャリアを築いています。

2010年代初頭には、短編映画『Man and Boy』で共同監督を務め、同作品は世界的に権威のあるトライベッカ映画祭で最優秀短編賞(Best Narrative Short)を受賞するという快挙を成し遂げました。

その後、2015年には自身が脚本・監督・プロデュースを手がけた長編映画『Orthodox』を発表。
この作品では、ボクシングと信仰をテーマに、ユダヤ人コミュニティで生きる男の葛藤を描き、主演には俳優スティーヴン・グレアム(『This Is England』『Boardwalk Empire』など)を迎えるなど、演出力にも注目が集まりました。

これらの実績からも、レオンは俳優業にとどまらず、クリエイターとしても着実に評価を高めていることがわかります。

ヴェラの監督としてもカムバックしていた

実は、彼は俳優として降板後のシーズン8第2話「2つの顔(Black Ice)」で監督を務めており、シリーズとのつながりを維持していました。

このことからも、降板はあくまで前向きな選択であり、制作陣との良好な関係が続いていたことがうかがえます。

ジョーの後任・エイデンも降板していた?

ジョーの後任として活躍していたエイデン・ヒーリー(演:ケニー・ドーティ)もまた、シーズン12をもってシリーズを去っています。

シーズン5〜12まで登場した人気キャラ

ケニー・ドーティ(Kenny Doughty)演じるエイデンは、ジョーとはまた違う魅力でヴェラを支え、視聴者から高い支持を受けていました。

降板は本人の希望、SNSで感謝のコメントも

彼はシーズン12終了後、自身のSNSで降板を報告し、共演者やファンへの感謝を綴っています。

この降板も円満なもので、新たな挑戦に向けた決断だったようです。

「ヴェラ」シリーズ最新情報&日本での視聴方法まとめ

長年にわたり愛されてきた「ヴェラ~信念の女警部~」ですが、いよいよシリーズは最終章を迎えようとしています。

2025年放送のシーズン14でシリーズ完結!

主演のブレンダ・ブレッシンがシーズン14での降板を表明したことに伴い、シリーズ自体も同シーズンで終了することが発表されました。

2025年1月にイギリスで放送されたシーズン14(全2話)がラストシーズンです。

日本ではU-NEXT&ミステリーチャンネルで配信中

日本では、CSのミステリーチャンネルでラストシーズンであるシーズン14を独占放送しています!シーズン1から14までイッキに見たい方はぜひミステリーチャンネルでご覧ください。

また、動画配信サービスでは、U-NEXTやシネフィルWOWOWプラス(Amazonプライム・ビデオ)でシーズン1〜12が視聴可能です。

まとめ|ジョーの降板と復帰はシリーズの象徴的な転機だった

ジョーの降板はファンにとって寂しい出来事でしたが、その背景には俳優本人の前向きな決断がありました。

そして復帰の裏には、主演女優の熱い思いと、長年のファンの声がありました。

キャリアを経て警部補として戻ってきたジョーとヴェラの再会は、まさにシリーズにふさわしい感動的な展開ですね。完結を迎える「ヴェラ~信念の女警部~」の最終章を前に、ジョーが戻ってきてくれて主演のブレンダ・ブレッシンとしても思い残すところはないでしょう。

 

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