シェパード警部|ジャレッドはなぜ降板を繰り返す?再登場と“消えた理由”を徹底解説

「シェパード警部 ブロークンウッドの事件簿(原題:The Brokenwood Mysteries)」で、視聴者から絶大な支持を集めているのが、地元マオリの青年ジャレッド・モレフ(Jared Morehu)です。

しかし、そんなジャレッドがシーズン4で突然姿を消し、シーズン5で再登場するも、またしてもドラマから姿を消す展開に多くのファンが衝撃を受けました。

「なぜジャレッドは何度も降板したのか?」「再登場したのに、また消えた理由は?」

本記事では、俳優パナ・ヘマ・テイラーのプライベート事情や出演状況、復帰と再降板の背景まで、徹底的に解説します。

シェパード警部の事件簿|ジャレッドってどんなキャラ?なぜこんなに愛される?

ジャレッド・モレフ(Jared Morehu)は、ブロークンウッドに暮らすマオリの青年。

シリーズ第1話から登場し、シェパード警部の家の隣人という形で物語に関わっていきます。

彼の最大の魅力は、“信頼できるゆるさ”。法律ギリギリのこともたまにやってしまうけれど、誰よりも地元と人を大切にし、時には警部の捜査にこっそり協力するなど、憎めない行動が視聴者の心を掴みました。

特に印象的なのが、シェパード警部と並んでお酒を飲みながら事件について語り合うシーン。

バディでも家族でもない“ゆるい距離感”がリアルで、「大人になってから出会えた息子のような存在」と警部自身も語っています。

ジャレッドは、重い事件が多いこのドラマの中で、ユーモアと人間味を加える存在でした。彼の飄々とした立ち居振る舞いや、マオリ文化を背景にした視点は、物語に彩りを与えていました。

シーズン4でジャレッドが突然姿を消した理由はスケジュール調整難

ジャレッドは「シェパード警部の事件簿」シーズン3まではレギュラー出演していましたが、シーズン4(2017年放送)でいきなり登場しなくなります。この時、ドラマ内での明確な説明もなく、ファンの間では「なぜ?」「クビ?」「死んだ?」と疑問の声が噴出。

制作側は公式には降板理由を発表していません。

ただ、俳優パナ・ヘマ・テイラー(Pana Hema Taylor)が同時期に、TV3のドラマ「ウェストサイド」のバート・トンプソン役を撮影したいたことから、スケジュールの調整が困難だったため一時的に降板したものだと言われています。

劇中では、特に明確な説明もされず、シェパード警部に「この1年どこ行ってた?」と聞かれても、ジャレッドはふざけてはぐらかすばかりでした。

ジャレッド役俳優の暴行事件も降板に影響した?

実は、ジャレッド役の俳優パナ・ヘマ・テイラーは、2016年2月に暴力事件を起こしています。

この事件は、パナ・ヘマ・テイラーの母親の自宅前で起きたいざこざに母親と妹が巻き込まれたため、助けに入ったパナ・ヘマ・テイラーが相手の頭を蹴ったというものでした。

結局この事件で、同年5月に有罪を認め、2017年に罰金に科せられています。(出典:Woman’s DayStuff

ファンの間では、ジャレッドが突然消えた理由とこの事件が関連しているのではないかと疑う声も多く上がっています。しかし、降板と事件の直接的関連を報じた記事はありません。

また、次の章で述べるように、シーズン5及びシーズン6でジャレッドが復帰していることを考えると、他作品出演のためスケジュール調整が困難だったことが最初の降板の理由だと考えるのが妥当です。

【歓喜】ジャレッドはシーズン5で復帰していた!

ファン待望の瞬間が、シーズン5第3話「トンチン年金の相続人(原題: “Tontine”)」で訪れます。ブロークンウッドの町に、何食わぬ顔でジャレッドが帰ってきたのです。

この復帰はSNSでも大きな話題となり、公式Facebookは2018年11月5日付で「ファンに人気のジャレッドが戻ってきた!」と投稿。

X(旧Twitter)でも「待ってた!」「やっぱり彼がいないと寂しい」といった声が続出しました。

復帰後のジャレッドは、以前と変わらずお酒を片手にシェパード警部と語り合い、視聴者に“いつものブロークンウッド”を取り戻してくれたのです。

シェパード警部|ジャレッドはシーズン7以降は再び降板

シーズン5(第3話と第4話)にゲスト出演をし、シーズン6にも出演したジャレッド(演:パナ・ヘマ・テイラー)ですが、シーズン7以降は再び降板となりました。

ジャレッドは、シーズン1から3にレギュラー出演した後、一度降板。そして、シーズン5でゲスト出演者として復帰し、シーズン6にも登場したが、再び降板したのです。

なぜこのようなややこしいこととなったのか。そこには、前述の暴行事件の影響があると見られています。最初の降板は、他作品出演のためのスケジュール調整が原因で、暴行罪が直接の原因ではなかったにしても、復帰後制作陣が本格復帰には慎重的だったため再降板することになったと見られます。

ジャレッドを演じるパナ・ヘマ・テイラーとは?

ジャレッド役を務めるのは、ニュージーランド出身の俳優パナ・ヘマ・テイラー(Pana Hema Taylor)。

実際にマオリ系のルーツを持ち、演じるジャレッドにリアリティと説得力を与えています。

彼は「シェパード警」』のほか、舞台やテレビドラマ、映画にも出演するなど幅広く活躍。ニュージーランドでは注目の若手俳優のひとりです。

なお、2025年7月現在、パナ・ヘマ・テイラーは俳優としての活動が限定的です。

IMDbなどを見ても、2020年以降の出演作はほとんどなく、演技業に距離を置いている可能性があります。

プライベートでは子どもがおり、育児や家庭の事情が関係している可能性もあります。

まとめ|“ジャレッド降板”は作品にも大きな影響を与えた

ジャレッドの存在は、作品全体において“心の拠り所”のような役割を果たしていました。その彼が不在になったことで、物語の空気感も大きく変わったと言われています。

最終的な降板の背景には、スケジュールだけではなく、俳優自身のトラブルや制作側の判断が複雑に絡んでおり、単なる“役の都合”では済まされない問題でした。

再登場を望む声は今も多くありますが、現実的には再降板=事実上の退場となっているのが現状です。

 

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