マット・ボマー徹底解剖:結婚、年齢、『ホワイトカラー』ニール・キャフリーという男

作品・考察

ドラマ『ホワイトカラー』で天才詐欺師 ニール・キャフリー を演じ、世界的な人気を獲得した俳優、マット・ボマー

知性とカリスマ性、そして完璧なスタイル。
ニールというキャラクターにハマった人は、そのままマット・ボマー本人のファンになった、という方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

  • ニール・キャフリーというキャラクターの魅力

  • マット・ボマーの年齢・プロフィール

  • 気になる結婚相手や家族構成、私生活

といったポイントを、ドラマファン目線でわかりやすくまとめてご紹介します。

マット・ボマーが演じた「ニール・キャフリー」とは?

まずは、マット・ボマーの代表作『ホワイトカラー』の主人公、ニール・キャフリーから。

彼は、芸術品の偽造や詐欺、窃盗などの知能犯罪において天才的な腕を持つ、いわば「稀代の詐欺師」。
FBIに追われる側の人間でありつつ、その知識とスキルを買われ、FBIと協力して事件を解決していきます。

ニール・キャフリー|キャラクター設定と魅力

「ホワイトカラー」のにーるキャフリーとピーター・バークの写真。

ニール・キャフリーの魅力は、一言でいうと「頭の良さと余裕のある色気」。

【年齢設定(ドラマ開始時)】
物語がスタートする2009年時点でのニールは、30歳前後と考えられています。
若い頃から詐欺師として活動してきた過去が、シーズン初期からたびたび語られるからです。

【圧倒的な教養とセンス】
ニールは芸術、歴史、言語などにかなり精通しており、その知識がFBIの捜査に大きく役立ちます。
高級スーツをさらりと着こなし、紳士的な振る舞いを見せる一方で、本質は危険な犯罪者というギャップも人気の理由です。

ニールの恋愛模様 ― 稀代の色男!

ニールはとにかくレベル違いなイケメン!「落とせない女性はいない」と本人が豪語するのも、本当にそのとおりで、作中で複数の女性と関係を持ちますが、全女性がモデル体型という(笑)・・・そして、その中でも特に物語に影響を与える女性がいます。

【ケイト・モロー】
ニールが刑務所に収監されるきっかけとなった、行方不明の元恋人。
彼女の行方を追うことが、シーズン1の大きなテーマになっています。

【サラ・エリス】
ザ・ニューヨーカーというルックスの保険会社の調査員。

最初はニールと対立して登場しますが、やがて協力し合う関係になり、恋愛関係へと発展していきます。
知的でタフな彼女は、ちょっと危険なミッションも楽しんでくれる、対等に渡り合える数少ない存在と言えます。

マット・ボマーのプロフィールと私生活

続いて、ニールを演じた俳優 マット・ボマー本人について見ていきましょう。

基本プロフィールと現在の年齢

マット・ボマーは 1977年10月11日生まれ。
2025年12月現在、48歳です。

本名 Matthew Staton Bomer
生年月日 1977年10月11日
出身地 アメリカ合衆国 テキサス州(出生はミズーリ―州)
主な出演作 『ホワイトカラー』、『ノーマル・ハート』、『マジック・マイク』、『フェロー・トラベラーズ』

マット・ボマーは、ペンシルベニア州の名門・カーネギーメロン大学で美術の学位を取得しているんです。美術が専門とは、まるで本物のニール・キャフリーのようですね!
彼の「インテリ感」は作り込まれたものではなく、彼自身の教養やバックグラウンドから自然と滲み出ているように感じられます。

マット・ボマーの結婚生活と家族

プライベートでは、マット・ボマーは長年のパートナーであるサイモン・ホールズと結婚しています。

マット・ボマーと夫の写真。

【結婚した時期】
ふたりは 2011年、プライベートな形で挙式を行いました。
それまで、マット・ボマーは性的指向も含めてプライベートを明らかにしておらず、噂だけが先行していました。サイモンがパートナー(家族)であることや子供がいることを明らかにしたのは、2012年ごろ以降です。

アメリカでも、性的指向や同性婚をオープンにするのはなかなか覚悟がいることなのだとわかりますね。

【夫サイモン・ホールズのプロフィール】
サイモン・ホールズはハリウッドで活躍する広報エグゼクティブ。これは、日本の芸能界ではあまり聞きませんが、「パブリシスト」と呼ばれる職業です。
『グラディエーター』や『ブロークバック・マウンテン』といった作品のオスカーキャンペーンにも関わるなど、業界でも信頼の厚い人物です。

【子どもたちと家族構成】
ふたりの間には、代理出産によって生まれた3人の息子がいます。
名前はキット、そして双子のヘンリー、ウォーカー。

マット・ボマーと家族の写真。
マット・ボマーはインタビューなどで、家族に対する感謝の言葉をたびたび口にしており、家族が人生の中心であると語っています。男(しかもイケメン)ばかりの世帯、賑やかで楽しそうですね。

マット・ボマーと子どもたちの写真。

生物学的なつながりはわかりませんが、ある程度大きくなった息子さんたちの写真を見る限り、上の子はサイモンによく似ていて、下の双子はマットによく似ているかも、と個人的に思います。

マット・ボマーと息子たち。

ニール・キャフリー役がマット・ボマーにもたらしたもの

『ホワイトカラー』は、マット・ボマーにとって単なる「代表作」以上の意味を持つ作品です。

キャリアの大きな転機に

2009年にスタートしたこのドラマは、マット・ボマーの知名度を一気に世界へと広げました。ニールという複雑なキャラクターを通して、ユーモアのあるシーンからシリアスな場面、アクション、ロマンスまで、多彩な演技を披露。マット・ボマーの俳優としての懐の深さを証明する作品となりました。

また、2013年からは『ホワイトカラー』でプロデューサーも兼任するよういなり、クリエイターとしての活動もスタートしました。

『ホワイトカラー』の成功を足がかりに、マット・ボマーは2014年に『ノーマル・ハート』でゴールデングローブ賞最優秀助演男優賞を受賞し確かな評価を得ていきます。

カミングアウトと私生活のスタンス

マット・ボマーが、自身がゲイであることや家族について公にカミングアウトをしたのは、『ホワイトカラー』で得た成功とファンの支持に背中を押されたからだと言われています。

『ホワイトカラー』の主演というキャリアの成功が、マット・ボマーの私生活にも大きな影響を及ぼしたことがわかりますね。

マット・ボマーは、一躍大スターとなりましたが、サイモン・ホールズや3人の息子たちのプライバシーを守るため、家族をできるだけスポットライトから遠ざけるよう心がけています。

また、俳優業に加え、ALS(筋萎縮性側索硬化症)に関するチャリティ活動にも積極的に参加しています。
仕事だけでなく、社会への貢献にも力を入れている点も、彼の魅力のひとつです。

まとめ:ニール・キャフリーとマット・ボマーの魅力

『ホワイトカラー』の主人公 ニール・キャフリーは、マット・ボマーの端正なルックスと高い演技力によって、「テレビ史に残る魅力的なキャラクター」として多くの視聴者の記憶に刻まれました。

『ホワイトカラー』の続編企画「ホワイトカラー・ルネッサンス」が期待されるなか、
これからのマット・ボマーの活躍からも、まだまだ目が離せません。