「刑事モースオックスフォード事件簿（原題：Endeavour)」は、「主任警部モース（原題：Inspector Morse）」の前日譚ドラマです。
「刑事モースオックスフォード事件簿」でモースは、20代から30代の設定。
この記事では、若きモースのプライベートに着目します。ドラマ内でモースが結婚したのか、婚約者スーザンとは誰か、歴代恋人や彼女をまとめてご紹介します。
（刑事モースの最終回がひどい理由やシーズン9の配信・放送情報は、こちらの記事をご覧ください！）
刑事モース｜モースの結婚は？
モースは、オックスフォード大で学んだエリートでイケメン。モテないわけがないのですが、恋愛運はどうなのか？
ここでは、モースが結婚したのか？ついて解説します。
モースは結婚したの？
結論から言うと、「刑事モースオックスフォードの事件簿」で、モースは結婚していません。
モースは色恋話もいくつかありましたが、結婚することはなく、シーズン９でシリーズは終了しました。
ちなみに、「刑事モースオックスフォードの事件簿」の20年後を描いている「主任警部モース（原題：Inspector Morse）」でも、モースは結婚していません。ひとり暮らしで、元妻や子供の話も一切出てきません。
サーズデイの娘とはどうなった？
サーズデイの娘のジョーン（ジョアン）・サーズデイと結婚することを期待していた視聴者が多かったようです。
実際、モースとジョーンは互いに惹かれ合っていました。
ただ、くっつきそうでくっつかず。最終的には、モースの同僚のジム・ストレンジに取られてしまいます。
ジム・ストレンジは、シリーズの最初は制服警官として登場していました。その後、モースと同居していたこともあります。
ストレンジとの結婚について、ジョーンの弟のサムが面白いことを言ったシーンがあります。最終話、姉弟の会話です。
ジョーン：「（ストレンジは）気遣ってくれるし、傷つけたりしない、安心感があるの」
サム： 「ヘルメットにも安心感はあるけど、恋はしない」
ヘルメットって、面白すぎます！（笑）サムは、姉ジョーンが本当にストレンジを愛しているのか疑問だったようです。モースと一緒になってほしかったのかもしれません。
でも、ジョーンは、安心安全男・ストレンジを結婚相手として選びました。
刑事モース｜婚約者スーザンとは？
一生独身だったモースですが、若い頃、スーザンという婚約者はいました。
スーザンとは誰なの？
スーザンは、モースがオックスフォード大学に在学中に付き合っていた恋人です。
あまり詳しいことはわからないのですが、スーザンは良家の娘で、モースとは出が違っていたようです。それで、スーザンの親はモースとの交際にいい顔をしておらず、結婚には反対だったようです。
その後、スーザンはヘンリーという別の男性と結ばれ、モースは振られました。
このことが原因で、繊細なモースは大学を辞めてしまいました。
スーザンママいわく、スーザンの夫ヘンリーはオックスフォード大学の法務部長になっています。また、スーザンは2年前に心臓病で手術をしていたそうです。
スーザンのママとの再会
第16話（シーズン４）、モースは捜査中にスーザンの母親キャロラインを病院で見かけ声をかけます。この病院には、スーザンの父エドガーが脳卒中で入院中だったのでした。エドガーはその後亡くなってしまいます。
この母親キャロラインが、ひどくモースを嫌っていて、嫌味が止まりません。びっくりするくらいの嫌な人です。この人の義理の息子になるのはしんどそうですから、結婚しなくてよかったかもしれません。
刑事モースにスーザンは登場した？
「刑事モースオックスフォードの事件簿」にスーザンが登場したのかというと、実はちょっとだけしていると思われます。
それは、第16話の最後に、スーザンの父エドガーの葬式と思われるシーンです。
ストーカーのように、木陰から葬式の様子をうかがうモース。モースの存在に気づいたスーザンママは、そばにいる金髪の若い女性の肩を抱き、「大丈夫よ。楽になったのよ。」と言います。キャロラインの行動は、金髪の女性が木陰のモースに気づくことがないようにするための動きに見えました。
おそらく、この金髪の女性がスーザンです。スーザンは喪服にサングラス姿で顔はわかりません。
刑事モース｜歴代恋人
刑事モースのドラマ内に登場する歴代彼女を解説したいと思います。モースはモテるのですが、恋愛ベタであまり長続きしません。
クロディーヌ
クロディーヌは、ジョーンの知り合いのフランス人フォトジャーナリスト。第20話でモースと出会いました。クロディーヌとモースはかなりラブラブで、モースにしては珍しくキラキラした恋愛を味わいます。
でも、クロディーヌは知的で自我の強い女性。キラキラした恋愛があろうとなかろうと、ひとところには留まっていないタイプです。
2人の恋愛は、あっさりと、クロディーヌがいなくなったことで終わってしまいます。
サヨナラくらい言ってくれてもよかったのに⋯かわいそうなモース。
後のエピソードで、モースは
僕より戦争（ベトナム）を取ったんだ。
と自虐的に言っていました。
クロディーヌとの一件で、モースは相当傷ついたと思います。
モニカ
モースと同じアパートの住人で、看護師の女性です。
モースが怪我をしたときに手当してくれたというベタな出会いで、恋人関係になりました。
モニカは健気でいい子なんですが、クロディーヌのようなキラキラした関係には見えませんでした。モースが積極的に好きになったというよりは、モースの寂しさを埋めてくれた優しい人というだけのようです。
モニカが黒人だから時代背景的に仕方ないかもしれないんですが、モニカにはモースに対して遠慮があったように思います。
刑事モース｜ワンナイト彼女
モースの人生にはそんなにたくさんの恋愛があるわけではないのですが、たまにはワンナイト的なこともありました。
ここでは、ワンナイト彼女たちをご紹介します。
アイラ
第26話（シーズン6）に、事件捜査で出向いた村で知り合ったアイラ。
息子のヘンリーを育てている美しい女性で、モースが結構気に入ってました。２人はデートしてキスまでしたんですが、犯罪者だったんで恋は終わりました（涙）
ヴィオレッタ
第28話（シーズン７）で、正月休暇で訪れたイタリア旅行中に知り合ったヴィオレッタです。
オペラ座でみかけたヴィオレッタはとてもゴージャス。
モースがあっという間に魅了され、あっという間にベッドに横たわっています。
あれ？これ刑事モースで合ってる？って思うほどの、謎めいたワンナイトラブ新鮮さがありましたが、友達の妻だったし、結局死んじゃうというトラウマ級の出来事になりました。
いずれにしても、エンデバー・モースはとにかく恋愛運が悪い！
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