凍てつく楽園|シリーズ順番まとめ&トーマス降板の理由とは?アレクサンデル死亡の真相も

北欧ドラマ『凍てつく楽園(Thicker Than Water / Tjockare än vatten)』は、10年以上にわたり放送されてきた人気ミステリーシリーズ。

しかし、邦題のせいで「シリーズ順番がわからない!」という声や、「トーマスってなんで降板したの?」「アレクサンデル、死んじゃったの?」といった疑問が多く聞かれます。

本記事では、全22話の正しい見る順番を一覧表で解説するとともに、トーマス降板の理由やアレクサンデルの運命など、視聴者が気になる点をネタバレありで徹底解説していきます!

凍てつく楽園シリーズの正しい順番はこれ!【完全一覧表あり】

『凍てつく楽園』は、スウェーデンで全10シーズン・22話が制作されているのですが、日本ではシーズン番号やエピソード番号(第◯話)が付されておらず、シリーズの順番がわからなくなる人が続出!

日本放送版とスウェーデン放送版の対応表(S1〜S10)

そんな混乱を解消するために、以下に、制作年で順番に並べたエピソード一覧表を作成しました。(2025年6月時点放送分まで)

どこまで見たんだっけ?と迷子になった方は、ぜひ参考になさってください。(※Sはシーズン、Eはエピソードです)

スウェーデンのシーズン・エピソード番号 制作年 日本の番号 邦題
S1 E1ー3 2010 1話 死者は静かな海辺に
S2 E1ー3 2012 2話 ヨットに響く銃声
S3 E1ー3 2013 3話 森に眠る少女
S4 E1ー3 2014 4話 島に沈む記憶
S5 E1ー3 2015 5話 真夏の宵の夢
S6 E1・2 2018 6話 二度死んだ男
S6 E3・4 2018 7話 夕陽に消えた叫び
S6 E5・6 2018 8話 霧の中の狂気
S6 E7・8 2018 9話 罪を運ぶ海岸線
S7 E1・2 2020 10話 青い毒の誘惑
S7 E3・4 2020 11話 水平線に連なる悲劇
S7 E5・6 2020 12話 潮騒に霞む約束
S7 E7・8 2020 13話 秘密は冷たき水の中
S8 E1・2 2022 14話 消えた琥珀色の雫
S8 E3・4 2022 15話 波間に揺れる栄光
S8 E5・6 2022 16話 愛を叫ぶ銃口
S9 E1・2 2023 17話 浜辺に流れついた女
S9 E3・4 2023 18話 闇に抱かれた嘘
S9 E5・6 2023 19話 愛は水平線の彼方へ
S10E1・2 2024 20話 偽りに染まるカンバス
S10E3・4 2024 21話 再会は死の合図
S10E5・6 2024 22話 光は深い闇の中に

トーマスはなぜ降板した?【俳優ヤコブ・セダーグレンの真相】

【結論】ドラマ内では、トーマスは「元妻と復縁し、子どもができたためデンマークに移住した」と説明されます。
トーマスを演じたヤコブ・セダーグレンの降板理由として公式発表はないものの、家庭や他作品の撮影スケジュールを優先したことが、降板の理由だと考えられています。

突然トーマスが登場しなくなって驚いた方も多いはず。でもじつは、ドラマ内でも現実でも、彼の退場にはちゃんとした“理由”がありました。

ここでは、物語上の説明と俳優本人の背景の両面から、その真相を解説します。

ドラマ内では「元妻との復縁と子どもの誕生」が理由

トーマスの退場理由は、日本版第6話の前後でノラのセリフとして、「元妻とよりを戻して、今はデンマークにいるのだ」とさらっと語られています。

つまり、刑事を辞めて家族と暮らす道を選んだというのが、トーマスの物語上のラストです。事件に巻き込まれたわけでも、命を落としたわけでもありません。

このような“幸せな降板”は、サスペンスや刑事ドラマでは非常に珍しいパターン。キャラが死なずに自然に退場する構成は、むしろ好感が持てます。

俳優側の背景:『ギルティ』出演や家族優先説も

トーマスを演じていたのは、デンマーク出身の俳優ヤコブ・セダーグレン。1973年1月生まれで、北欧ドラマや映画で活躍している実力派です。

ヤコブ・セダーグレンは2018年に世界的ヒット作『ギルティ(The Guilty)』で主演を務め、同年のサンダンス映画祭(2018 Sundance Film Festival)で観客賞を獲得。Netflixでハリウッドリメイクもされたほどの話題作となりました。(リメイク版はジェイク・ギレンホール主演)

この『ギルティ』の撮影時期が『凍てつく楽園』のシーズン6と重なっており、スケジュールの両立は難しかったと見られます。

特に『ギルティ』はワンシチュエーションで全編を引っ張る、演技力を問われる超集中型作品。俳優としても時間をかけて役作りに集中したかったのではないでしょうか。

また、北欧メディア《Politiken》紙などでは、プライベートでの育児参加や家庭重視のライフスタイルについても言及されており、現実世界でも「家族を優先して仕事を調整している」との記述があります。

あえて降板を選んだ?今にして思えば「正解」だったのかも

公式コメントは出ていないものの、こうした流れをふまえると、ヤコブ・セダーグレンはトーマス役に見切りをつけたというより、“より挑戦的な役”に踏み出したとも言えそうです。

『凍てつく楽園』の世界観に欠かせなかったキャラクターであることは間違いありませんが、退場の仕方が“殺さない”演出だったことも、いつでも復帰できる余地を残した巧妙な演出に思えます。

まとめ:トーマス降板の真相は、俳優としてのキャリア選択だった

  •  公式発表はないが、『ギルティ』とのスケジュールや役柄の重複が有力説
  •  退場に“死”の描写がない=制作側も明確な「降板」とは考えていない可能性あり
  •  ヤコブ・セダーグレンのその後の活躍を見ると、「降板は正解だった」とも言える

このように、単なる“スケジュールの都合”ではなく、北欧俳優らしい戦略的で静かな降板だったのかもしれませんね。

凍てつく楽園|アレクサンデルは死亡したの?

【結論】アレクサンデルは爆破で重傷を負いましたが、死亡していません。
19話ラストで心停止しますが、20話で生存が確認され、現在は後遺症に苦しみながらリハビリ中です。

ここでは、爆破からの展開と、その後の彼の姿をわかりやすく整理します。※ネタバレがありますので、ご注意ください。

19話で心停止…死亡フラグが立ちまくりだった!

【結論】爆弾が爆発し、アレクサンデルは吹き飛ばされて心停止。死亡フラグが完全に成立していました。

19話の最後、一度は爆弾が止まったのですが、結局爆弾は爆破してしまいました。
アレクサンデルは逃げ遅れて、吹っ飛んでしまいました。

画面は変わって、病院です。アレクサンデルは意識不明の状態。ベッドサイドにはノラ。

昏睡状態の患者なのに、なぜか上半身裸で布団から出ているアレックス。とても寒そうだけど、ドラマあるあるですね。

その後、アレクサンデルは一瞬意識を取り戻しますが、すぐに心臓が止まりました。心停止の「ツーーッ」という機械音が響き、目を見開いたままの生気のないアレクサンデルのアップで19話は終わりです。

死亡したのかどうかわからない感じでしたが、どちらかというと「死亡寄り」でした。
死ぬ前の夢?みたいなハッピーシーンもありましたので、SNSでも「これ最終回じゃないよね?」「死んだ…?」と同様の声が続出しました。

でも実は生きていた!20話で明かされる後遺症と再起

【結論】アレクサンデルは20話で奇跡の生還。現在は後遺症と闘いながら生きています。

20話「偽りに染まるカンバス」では、爆破から4ヶ月後の世界が描かれます。

アレクサンデルは命を取り留めており、リハビリ施設で治療中。
記憶や運動機能には深刻な後遺症があり、片手に痺れ、平衡感覚の障害、PTSDらしき症状も見られます。

何より深刻なのが、薬物依存の描写。
鎮痛剤をきっかけに依存が進行し、ドラマはそこから彼の“精神の崩壊”を丁寧に描いていきます。

凍てつく楽園|薬物依存とノラとの別れ…最新話の展開とは?

後遺症に苦しむアレクサンデルは、ノラに心を開けないまま、自力で薬を抜こうとキャンプ生活を始めます。
ドラッグを酒で流し込むなど、荒れた様子も描かれますが、彼なりに“生きる覚悟”を固めていく過程が見どころです。

ノラは彼を助けようと上司に通報しますが、それが逆効果に。
アレクサンデルは尿検査をすり抜けるためにサンプルをすり替えた上で、最終的にノラの元を去ります。

そして最新話(第22話「光は深い闇の中に」)では、
アレクサンデルが薬を断つために、携帯を持たず一人キャンプで detox(解毒)生活を始める姿が描かれます。

携帯も持たずに1人で大自然と向き合うという薬物の抜き方が北欧スタイルで、素敵。アメリカだったら、高額の費用を支払って施設入所ですよね。

 

まとめ:アレクサンデルは死んでない。でも、闘っている。

  •  19話で爆破→心停止という“死亡フラグ”に視聴者騒然

  •  20話で生還が判明。ただし、後遺症と薬物依存に苦しむ

  •  最新話ではノラと別れ、携帯も持たず一人キャンプへ

  •  肉体的には生きているが、精神的には“死の縁”を彷徨っているような状態

次回、果たしてアレキサンデルは薬物依存から立ち直ってノラのもとに戻るのでしょうか?注目です!

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