「ジャッカルの日」リメイクドラマ|ネタバレ・原作との違い・配信情報まとめ【WOWOW独占】

「え、ジャッカルって死なないの…!?」

2024年、あの名作『ジャッカルの日』がドラマとしてリメイクされ、視聴者の間で話題沸騰中です。
主演はアカデミー賞俳優エディ・レッドメイン。原作や1973年の映画版をベースにしつつ、大胆にアップデートされたストーリー展開に驚いた方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2024年リメイク版『ジャッカルの日』について、以下のポイントを徹底解説します:

  • 原作&映画版との違いは?

  • 結末はどう変わった?ネタバレあり

  • 見逃した方へ|配信はどこで見れる?

  • シーズン2はある?続編情報も!

オリジナル世代にも、初見の方にもわかりやすくまとめましたので、ぜひ最後までご覧ください。

【ネタバレ】リメイク版の結末は“原作と真逆”だった!

リメイク版ドラマ「ジャッカルの日」の結末は、原作や1973年映画とはまったく異なる展開を迎えます。
ここでは、その衝撃のラストをネタバレありで解説します。

※この先は、ドラマ「ジャッカルの日」の結末に関する重大なネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください。

衝撃の結末|ジャッカルが生き残り捜査員が死亡?

オリジナル版では、ジャッカルは暗殺に失敗し、ルベル警視によって射殺されます。しかし、このリメイク版では、結末が180度逆転します。

ジャッカルは最終的に依頼された暗殺を成功させます。そして、彼を追い詰めたMI6捜査官ビアンカ・プルマンが、ジャッカルの銃弾に倒れて命を落とすという結末を迎えるのです。

なぜ結末が変更されたのか?「続編=シーズン2」への布石とは

【独自考察】この大胆な結末の変更は、次なるシーズンへと繋げるための大きな布石と考えられます。ジャッカルが生き延びたことで、物語はまだまだ続くのです。

背景には、現代ドラマ特有の「シリーズ化」を前提とした脚本設計が見て取れます。
脚本を手がけたダニエル・レヴィンは、米エンタメ誌Varietyのインタビュー(2024年4月号)で、このリメイク版が完結型ではなく、“物語が続くこと”を前提にしていると語った上で、「次のシーズンでは、“敵は外にいるとは限らない”という新たな視点にフォーカスしていくつもりです。」とコメントしています。

この発言からも、ビアンカの死やジャッカルの生存が、次シーズンの“内なる敵”というテーマに繋がる伏線であることが読み取れます。

実際、最終話ではジャッカル自身が、自分を駒として利用した雇い主たちへの復讐を示唆するような描写がありました。これがシーズン2の、ストーリーの主軸になるのではないかと多くの視聴者が考察しています。

そして、シーズン2の制作は、すでに正式に発表されています!

視聴者の反応は?「原作と違うけど面白い」という声が多数

この衝撃的なラストに対し、視聴者からは驚きの声が上がると同時に、

「原作とは全く違うが、これはこれで最高に面白い」

「エディ・レッドメイン演じる新しいジャッカルの物語として見応えがあった」

といった肯定的な意見が数多く見られました。

オリジナルへのリスペクトと、予測不可能な新しい物語を見事に両立させたことが、高い評価に繋がったと言えるでしょう。

リメイク版と原作・映画の違いとは?4つの変更点を解説

今回のリメイク版「ジャッカルの日」は、原作や1973年の映画版を尊重しつつも、現代的な視点で大胆な変更が加えられています。その主な違いと見どころを紹介します。

違い① 舞台は60年代から現代欧州へ

1973年の映画版『ジャッカルの日』では、物語の舞台は1960年代のフランス。冷戦下の政治的緊張感と、ド・ゴール暗殺を巡るリアリズムが作品の核でした。

それが今回の2024年版では、舞台が現代のヨーロッパ全域へと大きくスケールアップ。ロンドン、バルセロナ、ベルリン、そしてスイスの山岳地帯など、多様なロケーションが使用されています。

現代欧州のリアルである、サイバー監視・国際資本主義といったテーマも下敷きになっています。

監視カメラ・GPS、そしてドローンが空を飛び交う今、「不可能と思える暗殺」をリアルに描くこのドラマは、テクノロジーの進化と個人の自由のせめぎ合いという現代の倫理的ジレンマを映す鏡にもなっていると思います。舞台を変え、見事なアップデートを実現させたリメイクだと言えますね。

違い② 標的は政治家からIT起業家に

オリジナル版では、ジャッカルの標的は実在したシャルル・ド・ゴール大統領。これはフィクションながら、当時のフランスに実在した暗殺未遂事件(OASによる1962年の事件)をモチーフにしたことで、物語に強烈なリアリティを与えていました。

それに対して2024年リメイク版では、その標的が大きく変更されます。
ジャッカルが狙うのは、フィクション上のIT起業家ウレ・ダグ・チャールズ(通称:UDC)。彼は資金の流れを完全に透明化する「リバー」という革新的なソフトウェアを開発し、世界の権力構造に多大な影響を与える存在として描かれます。

「国家元首」ではなく、「経済秩序の転覆者」を標的にしたこの設定は、時代を経て“権力の正体”が変わったことを物語る象徴的な変更です。「国家より企業が強い」と言われる現代社会のパワーバランスを反映しており、政治の転覆だけでは秩序の再定義が実現し得ない現代社会のジレンマを寓話的に表現していると言えます。深いですね。

違い③ 追うのはMI6女性捜査官

オリジナル版の『ジャッカルの日』では、フランス警察のルベル警視がジャッカルを執念深く追い詰めていきました。

でも、2024年リメイク版では追跡役が大きく変わります。登場するのは、英国MI6に所属する女性捜査官ビアンカ・プルマン
彼女は、仕事一筋のプロフェッショナルでありながら、家庭にも複雑な事情を抱えていて、ただの“追う側”ではない人間味のあるキャラクターとして描かれています。

演じるのはイギリスの実力派女優ハンナ・アルストン。『ボディガード』や『ライン・オブ・デューティ』などBBCドラマでも注目された俳優で、今回の緊迫した演技には絶賛の声が多数あがっています。
英Digital Spy(2024年6月)のレビューでは「静かな怒りを背負った目線の演技が圧巻」と紹介されていました。

ジャッカルとビアンカは、どちらも家庭と仕事の板挟みに苦しむ“鏡写し”のような存在として描かれています。まさに、「ライフワークバランス」で、これも実に現代的なテーマです。
ただの善vs悪じゃない、人間的な葛藤がこのドラマをグッと深くしているのです。

違い④ 家庭人・ジャッカルが登場!

1973年の映画版では、ジャッカルの正体も背景もほとんど明かされず、まさに“顔のない殺し屋”として描かれていました。

でも2024年版では、その“ベール”が少しだけ剥がされます。
エディ・レッドメインが演じる新たなジャッカルは、「チャールズ・カルスロップ」という偽名でスペインに豪邸を持ち、妻ヌリアと幼い息子と暮らす家庭人という一面を持っているのです。

とはいえ、家族に本当の正体は明かしておらず、ヌリアは次第に夫の異変に気づきはじめ…。
家庭パートの設定は、実は「家庭を持ったことでプロとしての集中力が乱れる」というリスクも含まれていると思います。ある意味でジャッカル自身の弱点=人間性を浮かび上がらせています。

見どころ:往年のファン歓喜の映画版へのオマージュ

大胆な変更が加えられる一方で、作品の随所には1973年の映画版への深いリスペクトが感じられます。

特に、映画史に残る名場面として知られる、ジャッカルが特注ライフルの試し撃ちをするためにスイカを狙うシーン。

このシーンを、リメイク版では衣装や仕草に至るまで、ほぼ完全に再現しています。「完コピ」と評されるほどのオマージュシーンは、オリジナル版のファンを大いに喜ばせました。

リメイクドラマ版の監督リチャード・キングはEmpire誌(2024年3月)で「1973年版への敬意を欠かさぬよう、撮影用の衣装と銃器は同一デザインで再現した」と語っています。非常に気を遣って撮影されたことが伺えますね。

原作やオリジナル版へのリスペクトは、ファン心理へのリスペクトでもあり、作品が愛されるかどうかの分水嶺になることが多いですよね。その点で、2024年リメイク版『ジャッカルの日』は成功することが確実だと言えます。

 

視聴者の感想・SNSの反応|「原作と違うが面白い」の声が多数

リメイク版『ジャッカルの日』は、原作や1973年の映画を知る視聴者からするとかなり大胆な改変が目立つ作品です。

それでも放送直後からSNSを中心に、「予想外だったけど面白かった」「続編が楽しみ」といった肯定的な感想が目立ちました。

映画レビューサイトのFilmarksでは★3.9(2024年6月時点)と高評価をキープ。
コメント欄には、「原作の崇高さを損なわず、現代的に再構築された良リメイク」(@cinema_life)、「ジャッカルに感情移入してしまうとは思わなかった…」(@london_thrill)といった声が並んでいます。

また、Yahoo!映画レビュー(2024年6月)でも「オマージュと現代アレンジのバランスが絶妙」という感想が多く、特に“スイカ射撃シーン”の再現やラストの逆転展開に対して「原作を裏切っていない」と評価するユーザーが多数見られました。

リメイクというと「原作改変=劣化」と受け取られがちですが、本作に限っては“原作の精神を踏まえたうえでの拡張”が好意的に受け止められている印象です。

とくに「ジャッカルを追う者の人間ドラマ」や、「現代社会にジャッカルが存在したら?」という視点が共感を呼び、単なる焼き直しではない“リメイクとしての意義”を確立したといえるでしょう。

シーズン2はある?放送予定と続編情報

続編=シーズン2の制作は、すでに正式に発表されています。
2024年6月、WOWOWのプレスリリースおよび海外業界メディア「Deadline」(2024年6月14日付)によって、2025年春のシーズン2放送予定が明かされました。

リメイク版『ジャッカルの日』は、シリーズ構成段階から“シーズン制”を見越して脚本が組まれており、ジャッカルが生存したまま物語が終わるラストも、明確に続編への布石となっています。

また、主演のエディ・レッドメインは海外メディアの取材(The Times, 2024年6月)にて、「ジャッカルの過去にさらに深く踏み込む物語になる」とコメントしており、物語の深掘りが示唆されています。

ドラマ「ジャッカルの日」リメイク版視聴方法は?オンデマンドで全話見られる?

【結論】WOWOWで独占放送・配信されています。

2024年5月からのテレビ放送(WOWOWプライム)と同時に、WOWOWオンデマンドでも全10話を配信。見逃し視聴はもちろん、スマホやタブレットでもフルHDで楽しめます。(出典:WOWOW公式サイト 番組ページ(2024年7月時点確認))

他の配信サービス(Amazonプライム・Netflixなど)では現時点で配信されておらず、WOWOW独占配信である点は重要です。
「今すぐ観たい!」という方は、WOWOWへの加入が必要ですが、オンデマンド会員登録をすれば、放送を待たずに好きなタイミングで視聴可能。字幕・吹替の切り替えや、再生速度の変更機能も使えるため、じっくり観たい派にも一気見派にも優しい仕様でオススメです。

次は誰がジャッカルを追う?視聴者の予想

SNSや海外レビューサイトでは、「シーズン2ではジャッカルが雇い主に復讐する展開になるのでは?」という予想が多く見られます。

2024年リメイク版の最終話では、任務を終えたジャッカルが、雇い主からのメッセージを冷たく無視する描写や、意味深な視線をカメラに投げかけるカットがあり、“雇われる側から仕掛ける側へ”の変化を示唆していると感じた視聴者は少なくありません。

X(旧Twitter)やRedditでは、以下のような考察が人気を集めています:

「ジャッカルが“リバー計画”の黒幕を追う展開になるのでは?」

「実は、ビアンカの死の裏にも別の陰謀があるかも…」

「次は、国際的な金融ネットワークとの対決になるかも」

また、海外ドラマファンの投稿サイトTVTimeでは、2024年6月のアンケートで「次の敵は誰になる?」という問いに対し、47%の回答者が“元雇い主”を選択(出典:TVTime Poll, June 2024)。

この流れから考えると、シーズン2では「誰が敵か?」という軸そのものが揺らぐ可能性があります。
暗殺ミッションではなく、“自分を利用した者を狩る”逆転のジャッカルが見られるかもしれません。

まとめ|リメイク版『ジャッカルの日』は“観る価値あり”

  • オリジナルファンも初見視聴者も楽しめる構成

  • 現代の社会背景とエンタメの融合が成功した良質ドラマ

  • “ジャッカルが生き残る”という意外性が語り継がれる作品に

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました