イギリスの大人気ドラマ「ミステリーインパラダイス(Death in Paradise)」。
実は、この作品、カリブ海にある「グアドループ」というの実在の島々で撮影されています。
物語の舞台は“セント・マリー島”という架空のイギリス領ですが、撮影地は現地の自然あふれるフランス領。南国の青い海とビーチ、かわいらしい建物、歴代警部の掘っ立て小屋まで、すべてグアドループで実際に見ることができるんです。
本記事では、以下の疑問にすべてお答えします:
- グアドループってどんな場所?場所・気候・言語・通貨など基本情報
- オノレー署・キャサリンのバーなどのロケ地はどこ?実在する?
- 日本からどう行くの?所要時間や行き方、ビザ・パスポート情報も
- 聖地巡礼ツアーって本当にあるの?注意点は?
あなたの次の休暇先は、もしかしたら“ミステリーインパラダイス”かもしれません。
セント・マリー島は実在しない!ロケ地はグアドループ
ドラマでは、架空の”セント・マリー島”というイギリス領土が舞台ですが、撮影はすべて「グアドループ」というフランスの海外県で行われています。
イギリス領設定なのに、フランス領で撮影というギャップも面白いですね。
グアドループ(guadeloupe)ってどんな場所?
【地理と概要】
- フランスの海外県(EU圏内)
- カリブ海のリーワード諸島に属する
- 主な2島「バス=テール島」「グランド=テール島」が蝶の羽根のような形
- 面積:約1,705 km² 人口:約40万人
島の名前は、フランス語でBasse=低い、Terre=土地、Grande=大きい、Terre=土地という意味です。
【言語・通貨・気候】
- 公用語:フランス語(一部クレオール語も使用)
- 通過:ユーロ(€)
- 気候:熱帯気候(雨季が6月〜10月、乾季が11月から5月)
- 時差:日本よりマイナス13時間(サマータイムあり)
クレオール語は、フランス語をベースに、西アフリカやカリブの言葉がミックスされた言語で、リズミカルなところが特徴。ドウェインの喋り方がクレオール語っぽい?と思った筆者ですが、彼はイギリス出身でした。完全なる思い込み(笑)
実際に行ける!「ミステリーインパラダイス」のロケ地
「ここ、ほんとに存在するの!?」と驚いた方も多いはず。
『ミステリーインパラダイス』に登場する建物やビーチの数々は、すべてグアドループの実在スポットで撮影されています。しかも、その多くが普通に立ち寄れる観光地なんです。
ここでは、ファンなら一度は訪れたい代表的なロケ地3か所をご紹介します。
オノレー署(Honoré Police Station)
主人公たちが毎日出入りする、あの小さな警察署。実はこれ、本物の警察署ではありません。
場所はグアドループの北西部・デエエ(Deshaies)という小さな町。建物はデエエ教会の隣にある旧神父執務室で、もともと教会関係者が使っていた施設なんだそう。
Googleマップでも「Honoré Police Station」とピンが立っており、ファンがSNSで「本当にあった!」と興奮気味に投稿している様子が数多く見られます。たとえば Googleレビュー では「最高の聖地巡礼」「中も入れる!」という声も。
撮影がないときは有料で一般公開されており、中にはあのデスクや留置場まで再現。ドラマの世界にそのまま入り込める夢の空間です。
キャサリンのバー「Le Madras」
事件解決後に必ずといっていいほど集まる、あの海沿いのバー。
こちらも実在のレストラン「Le Madras」で、デエエの町にあります。Googleマップで確認すると、オノレー署から海方面に徒歩2〜3分と、実際に“行きつけ”になれそうな距離感。
トリップアドバイザーやGoogleレビューにも実在の飲食店として登録されており、現地では観光客も地元民も訪れる人気スポット。「キャサリン気分で乾杯した」「ドウェインが出てきそう!」という口コミもあり、ファンなら思わず笑顔になる場所です。
メニューはローカルなクレオール料理が中心で、海を眺めながらの食事は格別。聖地巡礼というより、南国のバカンスそのものです。
筆者的には、ドウェインと朝まで飲み・踊り明かしたいです!
歴代警部補の家(掘っ立て小屋)
毎回登場する掘っ立て小屋、歴代警部補たちのあの家は「セットじゃないの?」と思いきや、こちらも実在。
場所はデエエから車で10分ほどの「Anse de la Perle(ペルル・ビーチ)」。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる、まさに絵に描いたような絶景ビーチです。
掘っ立て小屋は干潮のときだけ見える岩場に建てられており、普段はフェンスで立ち入り禁止ですが、少し遠くからその姿を眺めることは可能。
観光客の間でも「写真スポット」として人気があり、背景に小屋、手前にカクテルグラスという写真がSNSに多くアップされています。
他にも実在する建物が多数!
リゾートホテルや別荘、病院や教会も地元施設を使っています。Airbnbに登録されているものもあります。
筆者的には、「リチャードが死亡したあのテラス付きの部屋」にもぜひ行ってみたい……!
聖地巡礼ツアーも存在!
なんと、現地ガイドによる聖地巡礼ツアーも実施されており、エキストラ経験のあるガイドが撮影裏話までしてくれるそうです。
訪れたファンは「まさにドラマの中に入ったよう!」と大絶賛。
観光地化によって、グアドループの経済も活性化したと言われています。
次の章では、実際に日本からグアドループへ行く方法を解説します。片道30時間の冒険、あなたも挑戦してみませんか?
日本からグアドループへの行き方
残念ながら、日本からの直行便はありません。以下のような乗り継ぎが必要です:
出発空港 | 経由地 | 到着地(グアドループ) |
羽田 | パリ | ポアンタピートル空港 |
成田 | モントリオール | ポアンタピートル空港 |
成田 | アムステルダム→パリ | ポアンタピートル空港 |
所要時間はおおむね片道30時間前後(乗継時間含む)。まさに大冒険ですね!
ビザ・パスポートは?
- パスポート:残存有効期間が90日以上
- 観光目的での滞在(90日以内)であればビザ不要
- 2026年以降はETIAS(電子渡航認証)申請が必要予定 → 要最新確認!
まとめ|“本物の楽園”を体感するのは大冒険!
「ミステリーインパラダイス」のあの風景は、すべてグアドループの実在する建物や自然の中で撮影されています。
- 架空のセント・マリー島=グアドループ
- オノレー署もキャサリンのバーも実在!
- 聖地巡礼ツアーもある
- 日本からは30時間かかるが、行く価値アリ!
地図で見るだけでもワクワクしますが、もし現地を訪れたら、きっとあなたも「事件」を目撃することになるかも。
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