刑事モースの婚約者スーザンって誰?結婚しなかった理由と歴代恋人まとめ

「刑事モースオックスフォード事件簿」の知的でクールな主人公モース。モースは女性に不器用なイメージが強いですが、実は過去に”婚約者スーザン”という存在がいたこと、ご存知でしょうか?

この記事では、

「モースの婚約者スーザンって誰?なぜ結婚しなかったの?」

「モースは最終的に結婚した?」

「歴代の恋人たちとのエピソードは?」

など、モースの恋愛事情を徹底解説!シリーズをより深く楽しみたい方や、キャラクターの内面に興味がある方は、ぜひ最後までお読みください。

刑事モース|幻の婚約者スーザンとは?

モースの数少ない“真剣交際”の相手であり、人生を変えてしまった存在がスーザン。彼女との婚約は、モースの若き日々に何があったのかを物語ります。

スーザンって誰?なぜ結婚しなかった?

スーザンは、モースがオックスフォード大学の学生時代に交際していた女性。良家の出身で、家庭の反対を受け、最終的にはモースと別れて別の男性と結婚しました。

モースはこの失恋のショックで大学を中退してしまったと語られており、彼の人生を大きく左右した出来事だったことがうかがえます。

スーザンのその後については、第16話「Masonic Mysteries(邦題:悪意の連鎖)」で明かされます。彼女はヘンリーという男性と結婚し、夫とともに穏やかな生活を送っていたようです。

ここで豆知識です。「ヘンリー」はモースも知っていた人物で、当時の大学関係者とされており、モースにとっては二重の喪失だった可能性があります。

スーザンの母・キャロラインとの再会

第16話(シーズン4)、モースは捜査中にスーザンの母親キャロラインを病院で見かけ、声をかけます。この病院には、スーザンの父エドガーが脳卒中で入院中だったのでした。エドガーはその後亡くなってしまいます。

この母親キャロラインが、ひどくモースを嫌っていて、嫌味が止まりません。びっくりするくらいの嫌な人なのです!

この人の義理の息子になるのはしんどそうですから、スーザンと結婚しなくてよかったかもしれません。

刑事モースにスーザンは登場した?

「刑事モースオックスフォードの事件簿」にスーザンが登場したのかというと、実はちょっとだけ登場していると思われます。

それは、第16話の最後に、スーザンの父エドガーの葬式と思われるシーンです。

ストーカーのように、木陰から葬式の様子をうかがうモース。モースの存在に気づいたスーザンママは、そばにいる金髪の若い女性の肩を抱き、「大丈夫よ。楽になったのよ。」と言います。

キャロラインの行動は、金髪の女性が木陰のモースに気づくことがないようにするための動きに見ええるのです。このキャロラインの動きからして、おそらくこの金髪の女性がスーザンです。スーザンは喪服にサングラス姿で顔はわかりません。

刑事モース|結局、モースは結婚した?

結論から言えば、モースは結婚していません。

「刑事モースオックスフォード事件簿(Endeavour)」のラストまで独身を貫き、20年後の姿を描いた本家シリーズ「主任警部モース(Inspector Morse)」でも同様です。元妻や子どもの存在を示すセリフも一切なし。

名門オックスフォード卒で、イケメンで頭脳明晰。モテないはずがないのに、どうして彼は一人だったのでしょう?

ジョーン・サーズデイとの“すれ違いの恋”

視聴者から最も応援された相手は、上司サーズデイの娘ジョーン。

モースとジョーンはお互いを想い合っていたのに、結局はすれ違いが続き、彼女はモースの同僚ジム・ストレンジと結婚します。

最終話でのジョーンと弟サムの会話が印象的です。

ジョーン「ストレンジは、気遣ってくれるし、傷つけたりしない…安心感があるの」

サム「ヘルメットにも安心感はあるけど、恋はしない」

サムのこの一言には、多くのファンがモースとジョーンコンビへの未練を感じたことでしょう。

刑事モース|歴代恋人たちとその結末

刑事モースのドラマ内に登場する歴代彼女を解説したいと思います。モースはモテるのですが、恋愛ベタであまり長続きしません。どの恋も切なさを残して終わっていきます。

クロディーヌ(第20話)

クロディーヌは、ジョーンの知り合いのフランス人フォトジャーナリスト。第20話でモースと出会いました。クロディーヌとモースはかなりラブラブで、モースにしては珍しくキラキラした恋愛を味わいます。

でも、クロディーヌは知的で自我の強い女性。キラキラした恋愛があろうとなかろうと、ひとところには留まっていないタイプです。

2人の恋愛は、あっさりと、クロディーヌがいなくなったことで終わってしまいます。

サヨナラくらい言ってくれてもよかったのに⋯かわいそうなモース。

後のエピソードで、モースは

僕より戦争(ベトナム)を取ったんだ。

と自虐的に言っていました。
クロディーヌとの一件で、モースは相当傷ついたと思います。

モニカ(シーズン4〜5)

モースと同じアパートの住人で、看護師の女性です。アフリカ系(黒人)の彼女なので、印象に残った人が多いと思います。

モースが怪我をしたときに手当してくれたというベタな出会いで、恋人関係になりました。

モニカは健気でいい子なんですが、クロディーヌのようなキラキラした関係には見えませんでした。モースが積極的に好きになったというよりは、モースの寂しさを埋めてくれた優しい人というだけのようです。

モニカがアフリカ系(黒人)だから時代背景的に仕方ないかもしれないんですが、モニカにはモースに対して遠慮があったように思います。

刑事モース|ワンナイトラブ(短命な関係)

真剣交際には至らなかったけれど、印象深い一夜の関係もありました。

アイラ(第26話)

第26話(シーズン6)に、事件捜査で出向いた村で知り合ったアイラ。

息子のヘンリーを育てている美しい女性で、モースは結構気に入ってました。2人はデートしてキスまでしたんですが、アイラが事件に関与していたため、恋は終わりました。

ヴィオレッタ(第28話)

第28話(シーズン7)で、正月休暇で訪れたイタリア旅行中に知り合ったヴィオレッタです。

オペラ座でみかけたヴィオレッタはとてもゴージャス。
モースがあっという間に魅了され、あっという間にベッドに横たわっています。

あれ?これ刑事モースで合ってる?って思うほどの、謎めいたワンナイトラブは新鮮でした。

しかし、なんと既婚者、それも友達の妻だったことが判明。

最後は命を落とし、モースに大きなトラウマを残しました。

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いずれにしても、エンデバー・モースはとにかく恋愛運が壊滅的!

まとめ|モースにとってスーザンとは何だったのか?

スーザンは、モースにとって“もしも結婚していたら”という未来を象徴する存在でした。

モースが結婚せず、孤独な道を歩むようになった背景には、若き日のスーザンとの別れ、そしてその後の恋愛のすれ違いが積み重なっていたのかもしれません。

だからこそ、彼の人間性や内面を理解するには、スーザンという名前を知っておくことが、実はとても大切なのです。

 

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