「シェイクスピア&ハサウェイ シーズン5って本当にあるの?」「配信はいつ?」「まさか打ち切りなのでは?」
そんな疑問を抱いているファンも多いのではないでしょうか。
イギリスの人気探偵ドラマ「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」は、ユーモアたっぷりの掛け合いと本格ミステリーが融合した独自の魅力で、世界中にファンを持つロングランシリーズです。
この記事では、気になるシーズン5の配信時期・打ち切りの噂の真相、そして主要キャストたちの魅力まで、徹底的にまとめました。
これから見ようと思っている方も、ファン歴が長い方も、ぜひ最後までチェックしてみてください。
シェイクスピア&ハサウェイ シーズン5はある?【結論:ある!】
「シェイクスピア&ハサウェイ シーズン5って本当にあるの?」「配信はいつ?」「打ち切りって本当?」と気になっている方、安心してください。一部では“キャンセル?”と心配の声もありますが──
撮影は完了済み!BBC公式発表あり
2024年9月24日に、BBCメディアセンターが正式発表し、シーズン5の撮影開始を報告しています。
その後、2025年2月には現地ファンや関係者から「撮影終了」の声が上がりました。シーズン5の撮影は順調だったようですね!
ジョー・ジョイナー(ルー役)は「ロケ地ストラトフォードでは、毎日“戻ってくるの?”と聞かれる」と笑い、キャストも明確に続編を前提に動いているようです。(出典:KERA tellyspotting)
シーズン5配信日は?英国ではAlibiで2025年スタート予定
イギリスでは、チャンネル「Alibi(アリバイ)」で2025年じゅうに放送される予定だと複数メディアが確認しています。
さらに、イギリスの情報誌『HELLO!』によると、まずは「Alibi」で先行放送された後「BBC One」や「iPlayer」でも配信される予定だと報じられています。
日本配信は?現時点では未発表
制作会社のBBC Studio側は、「日本向けサービス(Netflix/Amazonなど)では未発表」としていて、日本での正式な配信開始日は未定です。
これまでのシリーズを見ると、イギリスでの放送から半年〜9ヶ月ほどで、日本でも配信されるケースが多いようです。
たとえばシーズン4は、UK放送が終わってから約7ヶ月後に日本のU-NEXTで配信が始まりました。
このスケジュールを参考にすると、シーズン5は2025年秋〜冬ごろに日本で見られる可能性が高いと予想されます。
私の見立てでは、シーズン5は2025年夏〜秋に日本での配信アナウンスがありそうです。
打ち切りの噂はガセ?信憑性ゼロ
「シェイクスピア&ハサウェイ・打ち切り」で検索する層は多いものの、BBC公式発表があり、打ち切りの可能性は極めて低いのが現状です。
むしろ、「撮影が完了し、キャストも意気揚々」という状況からも、ファンの“空白期間不安”が噂を生んだと言えるでしょう。むしろ、「打ち切りが怖い」「続編を作ってほしい」という声の多さこそが、それだけ熱烈なファンを獲得している証拠でしょう。
シェイクスピア&ハサウェイ|キャストの魅力と注目ポイント
「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」の魅力は、なんといってもキャストたちのユニークな掛け合いです。キャスト情報を復習しましょう。
マーク・ベントン(フランク役)
マーク・ベントン(Mark Benton)は1965年11月生まれ。イギリス出身で、俳優のほかテレビ番組の司会もつとめています。イギリスでは、長年放映されているCMに出演していることで、マーク・ベントンの顔を知らない人はいないそうです。
ミステリーファンとしては、以下のミステリードラマでマーク・ベントンを見かけます。
- 「ブラウン神父」のシーズン3第12話。マーク・ベントンは、制服警官のウォルト・エヴァレット役を演じています。「ブラウン神父」のシーズン3は2015年の作品なので、マーク・ベントンがすこし若い印象です。
- 「ジョージ・ジェントリー」の第11話で、ジェフ・ブラックバーンを演じています。マーク・ベントンは、このエピソードではぶっきらぼうな父親役を演じています。「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」の、コミカルなフランク・ハサウェイとは別人のように違います。
- 「ペイシェンスとビー・ヨーク警察文書係の事件録」は2025年の作品。アストリッドとラファエルのイギリス版リメイクです。マーク・ベントンは、ヨーク警察の上司カルビン・バクスター役です。ボス役は初めてだったようです。
マーク・ベントンは、毎回異なる雰囲気を演じ分ける”万能ミステリー俳優”だと言えるでしょう。見逃した!見てみたい!という方は、ぜひチェックしてみてください。
マーク・ベントンは、プライベートでは結婚していて、3人のお子さんがいます。3人のお子さんたちも、ネット上で検索結果が出てくるので芸能活動をしているのかもしれません。
ジョー・ジョイナー(ルー役)
ジョー・ジョイナー(Jo Joyner)は、1977年5月生まれ。イギリス生まれの俳優です。
ジョー・ジョイナーの代表作は、シェイクスピア&ハサウェイと同じBBCのメロドラマ「イーストエンダーズ」でのターニャ役。このターニャ役がハマり役だったようで、いくつもの最優秀賞を受賞しています。
プライベートでは、結婚していて、双子のお子さんがいます。不妊治療の末に授かったという体験談を公にしています。(出典:IVFbabble)
パトリック・ウォールシュ・マクブライド(セバスチャン役)
主役の探偵2人の存在感に負けていないのが、探偵助手のセバスチャン・ブルーデネルです。
セバスチャンを演じているのは、パトリック・ウォールシュ・マクブライド(Patrick Walshe McBride)です。名前が長い!
パトリック・ウォールシュ・マクブライド(Patrick Walshe McBride)については別記事で詳しく書いていますので、そちらをお読みください👇️
私の独自考察:BBCの戦略と今後の展望
「シェイクスピア&ハサウェイの事件簿」は、ただの“おもしろ探偵ドラマ”ではありません。
実は、BBCの戦略的なドラマ制作方針の中で、極めて重要なポジションを担っているシリーズです。
地方分散をめざす「BBC Across the UK」政策の象徴
その根拠のひとつが、「BBC Across the UK(イギリス全土での制作強化計画)」です。
これは、従来ロンドンに集中していた番組制作を、マンチェスターやバーミンガム、ブリストルなど地方都市に分散させる動きで、経済効果と地域の活性化を狙った国家規模の文化政策の一環でもあります。
実際、「シェイクスピア&ハサウェイ」のロケ地であるストラトフォード・アポン・エイヴォンは、シェイクスピアゆかりの町として観光名所なんです。
シリーズが継続することで、ドラマ撮影自体の経済効果だけではなく、“聖地巡礼”を目的に国内外の観光客が増えるという波及効果も期待されているのです。
Alibiとの共同制作が意味するものとは?
今回のシーズン5は、UKTVが運営するミステリー専門チャンネル「Alibi(アリバイ)」との共同制作となっています。
このAlibiは、BBCの商業制作部門「BBC Studios」が親会社にあたるため、グループ内での連携プロジェクトとも言えるでしょう。
Alibiは、これまでも「ヴェラ~信念の女警部~」や「アナザー・ケース」など、犯罪ミステリーを多く放送してきたチャンネルです。
「シェイクスピア&ハサウェイ」は、コメディ要素が強く、軽快なテンポで見られるミステリードラマとして、まさにAlibiの視聴者層にぴったりの作品なんです。
放送順の“逆転”が見せるUKTVの野心
今までは「BBC One → BBC iPlayer」という流れで放送されてきたこのシリーズ。今回のシーズン5は、Alibiで先に放送されることが決まっています。
これは少し意外ですよね。Alibiを“本格ミステリードラマの中心地”としてアピールしたいという狙いがあるのかもしれません。
こうした流れは、ドラマ専門チャンネルが独自色を強めようとしている証拠でもあり、今後も他のBBCドラマで同じような“先行放送”の動きが出てくる可能性があります。
続編が続く理由は「制作陣と出演者の愛着」
このシリーズが続いているのは、視聴者人気があるのはもちろんですが、キャストやスタッフ自身がこの作品に強い愛着を持っているからでもあります。
主演のジョー・ジョイナー(ルー役)はインタビューで、「ストラトフォードでの撮影は、まるで“家に帰ってきた”ような感覚」と語っています。
撮影現場の空気が温かく、キャスト同士の関係も良好なことから、チーム全体でまた戻ってくるのを楽しみにしている様子が伝わってきます。
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